SPRING 「サゴの曙」とえんどう豆
2004年4月13日(火) 浜松市新原の花づくりの名人U氏から「今年もツツジが満開になったので見においで」と電話をいただいた。
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毎年、春・秋のシーズンには庭の花々を楽しませてもらっているが今年も広い庭には春の花々が咲き乱れていた。
この花の特徴は早咲きで、4月になるとすぐ咲き始め、しかも二度咲きで10月にも咲くと言う。 10年ほど前に新品種として発表し、ご夫人さごさんの名前を付けて登録したものである。花づくりもここまでやればたいしたもので、つくづくご主人の情熱には感服させられる。
次回栽培用の種(右写真)は少量であるが冷凍庫に保管しておくことにした。また、古種による赤飯づくりの挑戦も新米が獲れる秋まで待つことにした。
一晩水に浸し、水切りをしたえんどう豆は2倍以上に膨れて柔らかくなっていた。更にこれを少量の水で沸騰させて豆汁を取る。蒸気炊飯器に入れたもち米の上にこの豆を乗せ強火で蒸すこと1時間。「赤子泣くとも蓋とるな!」の掟を破り、途中で赤い豆汁を振りかけ、更に30分間強火にかけた。
古来日本に伝わるもち米と古代エジプトのえんどう豆とが融合した赤飯は素晴らしいハーモニーを演出してくれた。
2005年11月3日は1年がかりの夢が実現した記念すべき日となった。 終り