静岡県川根本町にあるアカヤシオで有名な大札山(おおふだやま)の裏山に当たる蕎麦粒山(そばつぶやま1627m)とその隣の高塚山(たかつかやま1621m)周辺でシロヤシオの花を訪ねることした。
2003年5月24日 AM:6:00出発。
天気は晴れ、絶好のハイキング日和となった。丁度1ヶ月前、大札山にアカヤシオの花を訪ねた時と同様国道362号線を走る。新緑の若葉もひときわ濃さを増し車窓から入る風も初夏の爽やかさを感じる。
榛原郡に入ると緩やかな下りが続く、もうすぐ下長尾(しもながお)に着く頃だった。カーブを切る度にヒンヤリした冷気が漂う。不思議だ?何故?・・。天気は快晴だし無風だ。
良く見ると道路際には雪のような白いものが見える。車を止め、手にとって驚いた。氷だ。直径2cmほどの氷の塊がビッシリ・・「ヒョウだ!」寒さの原因は分かったが今時どうして?・・。
そこへ対向車がすれ違い。「下長尾の町はもっと積もっている。奥の山へは行けないぞ」と言われ半信半疑で向かった。
地元の人に聞いてみると「昨日午後3時頃から豪雨が降り4時頃から10分間位の間、猛烈なヒョウが降った」と言う。16時間も経った今も解けずに残っている状態からすれば被害が心配だ。
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