Hole in one
ホールインワン

自宅の庭に1本の樫（かし）の樹があります。(右写真）
これは親しいゴルフ仲間から贈られたホールインワンの記念樹です。（写真をクリックすると拡大します）
平成元年に趣味のゴルフでラッキーな快挙？？をしてしまったのです。

生来父親譲りのスポーツ好きである私は、特に秀でた運動種目がある訳でもありません。建設業を営んでいた関係で早くからゴルフを始めました。



過去、 静岡県御前崎市にある浜岡カントリークラブの月例競技会（Cクラス　200名参加　高松コース　6645ヤード　パー72）で1度だけ優勝したことがありましたが、公式競技は好まず、もっぱらプライベートの楽しみゴルフをやってきました。

通称「うぐいす谷」と呼ばれる、谷超えのこのホールはティーインググランドに立つと、左右のバンカーと砲台グリーンがプレッシャーを与えるホールです。
今日のピンポジションは右寄りで、深いバンカーが気になります。

グリーン上の前の組が時間が掛かっているので、今朝フロントショップで買ったニューボールを取り出し、素振りを繰り返して待っていました。・・・やがて、前の組がホールアウトしました。

同組の仲間からの大歓声が聞こえたのか、12番と14番の両ティーインググランドからも歓声が沸き起こりました。一瞬、頭の中が真っ白になって「あっ！入っちゃった」と言う感じでした。
奇跡というものは何時起こるか分かりませんね。ラッキーなことに賞品のカラーTVをゲットしてしました。

余談ですが、史上最年少（18歳80日）で賞金王に輝いた高校生プロ石川遼が2009年にマスターズ、全英オープンなど海外メジャー初挑戦で予選落ちながら大活躍。8月の全米プロでは何と大会史上最年少の17歳10ヶ月で決勝進出を果たし、56位タイの好成績を残しました。6歳からゴルフを始めたその彼が、2009年6月10日「日本プロゴルフ選手権」の練習ラウンドで生涯初のホールインワンを達成したのは記憶に新しいところです。（右写真）

我々アマチュアゴルファーのホールインワンの確立は実に、1/10,700ラウンドだと言われていますが、まさかの夢が実現してしまったのです。

さて、ハーフを終え,クラブハウスの食堂に着いた頃から周囲が大騒ぎになったので、心配の余り自宅へ電話してゴルフ保険の期限の確認をしてからアタフタと食事を取ったような始末でした。
その日のスコアはメロメロでしたが、首位と1打差の準優勝のオマケ付きでした。
過去を振り返ってみますと、糸巻きボールをパーシモンヘッドで振り回していたと時の方が現在よりスコアが良く、飛距離も伸びていたことは科学的にも納得できませんが、体力の衰えは否定できない事実のようです。

今は、年に数回、健康維持のためのお楽しみゴルフとなってしまいました。
ところで、ホールインワンのお祝いですが（していただくのでなく・・慣例にしたがって、させていただきました。）バブルの絶頂期でもあったことから、予想外の散財をしたことは言うまでもありません。

後日、静岡銀行浜北支店長から立派な記念品（左の写真）をいただきました。「夢の実現」に感謝、感謝です。皆さんありがとうございました。

更に余談ですが・・